手をつなぐ親の会の成人を祝う会が開催されました。昨年に続き、厚生産業委員長としてお招きを頂きました。
知的障害を持つ新成人のメンバーが紹介され祝福されました。皆今日の日を楽しみにしていたようで、体一杯に喜びを表現していました。ご両親から子どもの紹介があり、これまでの歩みと本人の成長の軌跡が述べられました。立川市は「障害のある人もない人も共に地域で安心して暮らせる社会」を目指しています。しかし今でも障害者グループホームの建設に近隣の理解が得られない問題が起こる等、真の意味での障害者に対する理解が進んでいるとは言えない実態があります。手をつなぐ親の会の皆様は日頃の生活の自然な姿で、このような心の壁を乗り越えようと努力をされています。先日ある障害者の父親の方からこのようなお話を頂きました。「障害者に対しては理解をしてもらうこともそうだが、さらにその先の受け入れることまでが必要。」とのことでした。例えば奇異な行動に出会ったとしても、それは障害者の特性として、当たり前のこととして受け入れる。障害者の行動を特別視しない。そんな心の広さを持つことであると思います。地域の行事やまちのイベント等で障害者の方々と交流する機会を増やす等、障害者に対する理解が市民の中でより進むための施策を強化するよう推進していきたいと思います。
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