埼玉県久喜市に生ごみ堆肥化事業の視察に行きました。
久喜市では環境負荷軽減の為、生ごみを燃やさずに堆肥化する事業に取り組んでいます。HDMシステムといい、生ゴミに木材チップを母体にした微生物(放線菌,糸状菌,油分解菌等の菌床)を混ぜ込み、攪拌して発酵し分解させるしくみです。微生物の働きによって24時間経つとほぼ90%以上の生ゴミが気体(炭酸ガスと水)に分解され、蒸発します。そして分解された堆肥は貯蔵の後、再度木材チップ(剪定枝)と混合され、熟成されて再利用されます。
年間750t収集された生ごみが水蒸気として分解され、最終的に14tの堆肥が作られます。この事業の為には燃やせるゴミをはっきり生ごみとそれ以外の燃やせるごみに別々に分けて収集する必要があります。その為市内の約40,000世帯に協力を依頼し、その内10,000世帯が参加する中、半数の5,000世帯から純粋な生ごみだけを収集しているとのことです。ごみを燃やすということが何よりも環境に負荷を与えているという中、未だ焼却と比べて経費がかかるという問題はありますが、今後自治体が直面する問題として、調査をし推進していく課題であると思います。
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