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2012年4月30日(月)
立川市のごみ問題

 現在立川市はごみの減量が全市民的な課題となっています。何が問題かというと、ごみ処理場の焼却炉の老朽化です。3基あるうちの1,2号炉が稼働してから32年経っており、補修を繰り返さなければならない状況になっています。しかし現在の若葉町の焼却場が開業された時から、移転の約束が地元住民との間で交わされており、期限であった平成20年度中の移転が守られずに超過している実態となっています。従って今後日に日に劣化する1・2号基を補修することは費用の面でも負担は大きく、それに加えて移転が約束されている焼却場の炉を直すことは市民にとっても無駄遣いということになります。現実に地元住民からは1・2号炉の稼働停止が求められており、市の方策としては、まだ新しい3号炉を中心に焼却を続けることしかありません。そうなると当然ながらごみの排出を抑える市民の今日協力が必要になってきます。立川市は平成21年から清水市長を筆頭にごみの減量50%を目指す取り組みを進め、平成22年度には排出量が対平成19年度比約13%の燃やせるごみの減量を実現しました。しかし続く昨年の平成23年度では、排出量が目標に対して300t近く上回り、これ以上の削減は困難との見解が出ています。そのため市民の協力のもと、これまで進めてきた16分別の実践を生かし、次の対策として有料化・戸別収集による減量を考えなければならない状況となりました。有料化というのは、ごみの排出に当たり、市の専用のごみ袋を買っていただくということです。何故有料化を進めていかなければならないかという理由は、
 @有料化により、排出を少しでも減らそうという発生抑制の意識が高まる。
 Aこれまでのごみ処理費は排出量に関係なく市民一律に税金による負担が行われてきたが、
  今後も今まで通り多く出す人と減量して少なく出す人も負担が一緒となれば、ごみ減量の
  努力が報われず極めて不公平なことになる。公平性の原理から言っても、排出量に応じて
  負担をするのが相応しい。

 B有料化により生ごみと資源の分別等に対する監視が高まり、市民1人1人が排出に責任を
  持つようになる。これまでは多少分別が出来ていなくても集積所に出してしまえばそれで終わり
  という行動が成り立たなくなる。等が言われています。

 これら行政の考え方がそのまま市民に受け入れられれば良いのでしょうが、決してスムーズには行かない状況です。市民の皆様に理解を求めるため、市は4月から市内6か所でごみ有料化に向けての説明会を順次開催しています。特に喫緊では、「市の説明はいつも同じことの繰り返しで、有料化の理由はわかるが、市民に協力を求めるだけで市民に利益になるような話は何もない。」というような意見も出てきています。ごみ焼却場の建設は現在様々な環境対策が講じられており、集積車両が通行する等の問題はありますが、ダイオキシンの発生は僅か微量で、最早迷惑施設とは言えなくなっています。たとえば焼却後の余熱を利用して温浴施設を整備することもできます。ごみ焼却場を不利益だと考えるばかりではなく、むしろ地域の利益になるというような発想の転換も必要ではないかと思います。今ごみ問題は、行政のいうことに対して議会も同調して市民に協力を求めるだけの姿勢に終始していますが、もっと市民の利益になるような積極的視点での議論が必要ではないかと思います。 

2012年4月28日(土)
議会報告会を開催

 立川市として初めての議会報告会を開催致しました。
 これは議員個人の報告会ではなく、議会全体としての報告会で、議員全員が参加をしました。平成20年に当時の議長からの提案があり、はじめは「議会のあり方懇談会」の開始からスタートしました。地方自治はその地域に住む住民の意思と責任によって運営していくという地方主権の流れが大きく進む中、地方議会のあり方が問われ、より住民の声が反映される議会づくりを進めていかなければなりません。より市民に開かれた議会を実現するために、我々議会も日々改革を推し進めていかなければなりません。あり方懇のスタートから4年、議会改革プロジェクトチームの結成を経て、現在議会改革特別委員会が結成され、この度の「議会報告会」が実現しました。アイム女性総合センターの会場には、定員80名のところ、100名近くの参加者で溢れ、市民の関心の高さが窺えました。
 冒頭議長の挨拶から始まり、議会改革特別委員長、そして予算特別委員長を始め総務、厚生産業、環境建設、文教の各常任委員長から今議会での審議内容をパワーポイントを使い報告しました。今回は第1回目であり、この経験を踏まえ、今後より良い運営を目指し努力していかなければならないと思います。これからも市民の声を真正面から受け止め、さらに開かれた議会づくりに取り組んで参ります。

2012年4月19日(木)
公明党女性フォーラム開催

 公明党立川総支部主催による女性のための防災フォーラムがアミューたちかわで開催されました。
 1,400名の会場がほぼ満員となる位多くの参加者で埋まりました。立川断層のホームドクターと言われる首都大学東京大学院の山崎教授による講演と、音楽演奏、栗林のり子公明党都議からの東京都の防災対策についての説明がありました。
 国及び市の防災対策には女性の視点が生かされていないものが多く、防災会議などにおいても女性の参加者が至って少ない現実があります。日中震災が起きた場合でも、実際に地域に残っているのは女性がほとんどとなります。細かな日常生活に基づいた、女性から見た防災の視点が必要です。参加者からは「正しい知識と日頃の備えがいかに大事かがわかった。」「公明党は市議会と都議会がよく連携している。」等の声が寄せられ、我々議員団も市民の関心が高い防災についてさらに真剣に取り組んでいこうと決意しました。

2012年4月13日(金)
立川防災館を視察

 公明党東京都本部の職員の方々と立川防災館を見学しました。
これは公明党の危機管理対策として、万一首都直下地震が発生し首都圏が機能不能に陥った時の、党のバックアップ機能及び予備施設をどうしていくかという喫緊の課題について、立川が広域防災基地と国から指定されている関係から、党の職員の皆様が見学を行い、私も随行させていただいたものです。
 5つのコーナーがあり、防災シアターと地震体験室の体験学習をしました。インストラクターを務める職員の方々が丁寧で、市民にとってとても利用しやすい施設であると思いました。事前予約でいつでも利用でき、後ほど開催した市政報告会で参加者の皆様に紹介させて頂きました。

2012年4月10日(火)
多摩都市モノレールに要望書提出

 小平市に住む東京障がい者職業能力開発校に通う方より依頼があり、この度「多摩都市モノレールに関する要望書」を提出しました。
 要望の内容は、
 @東京都から障がい者に交付している「都営交通無料乗車券」の適用
 A障がいのある方が乗車する場合、同伴者がいなくても1人で乗車した場合の半額料金の適用
 B車内アナウンスでの優先席の利用と、優先席近くでの携帯電源OFFの案内 の3つです。 車内アナウンスの要望では、沿線に大学が多いため、優先席が学生で埋まっていることが多く、車内マナーの改善のためにぜひ実施してほしいということでした。都営交通無料乗車券は多摩地域で利用できるのは都バスのみです。一昨年オープンした都営舎人ライナーは適用され無料となっています。多摩都市モノレールは都営ではなく第3セクター(都は株主)ではありますが、半額乗車料金と合わせ、ぜひ適用してほしいとのことでした。 多摩都市モノレール側からは、来年度から開業以来10年以上が経ち、車両補修の維持メンテナンス費がかかってくることや、必要となってくる諸経費の増加、財務体質の強化等に努めなくてはならない等の理由から、乗車券及び半額適用については現状では困難との返事でありましたが、車内アナウンスについては、今後行っていくマナーアップキャンペーンによって対応していきたいとの回答をいただきました。

2012年4月6日(金)
立川3小入学式
 立川3小で入学式が開催されました。 桜満開の季節となり、お父さんお母さんに連れられた可愛い1年生の子どもたちが入学をしてきました。今年の1年生は103名で、クラスが3つできました。あと3名多ければ1クラスが35人以上となるので、4クラスになるというところでした。式では校長先生や担任の先生の話にしっかり耳を傾け、元気な返事が出来ました。新入生を迎える上級生たちも、皆が3小博士となって、わからないことがあれば何でも答えてくれるそうです。皆学校でしっかり勉強し、思いっきり遊んで友達沢山作ろうね!
 平成24年第1回定例議会が開催されました。
 予算特別委員会にて平成24年度の予算審議が行なわれました。平成24年度立川市一般会計予算の他40議案が可決され、旧庁舎跡地への総合的な子育て支援拠点の整備や高齢者肺炎球菌ワクチン接種への助成等が議決されました。また「孤立死及び虐待防止対策」を厚生産業委員会の特定事件とし、継続審査とすることが決定しました。
 一般質問は下記の通り行いました。

1.障がいのある人もない人も共生し、明るく暮らせる地域づくりについて
  ノーマライゼーションが進み、市は障がいのある人もない人も地域で安心して暮らせるための支援体制の構築を目指していますが、依然として障がいのある方と地域のつながりが希薄な面があります。市民が障がいのある方を少しでも身近に感じ、理解し受け止められる心が持てるよう、市は地域やまちのイベント等で、障がい者と市民が当たり前のように交流できる施策や、障がい者理解のための啓発拡大の取り組みを推進するよう訴えました。

2.道路空間のオープン化について
  駅周辺のペデストリアンデッキやモノレール下の歩道等道路空間の有効活用がまちの活性化には必要ですが、最近はそのための施策が十分でない状況があります。市の貴重な都市資源であるペデストリアンデッキやモノレール下は市が管理者でありますが、警察が歩行者混雑を理由に路上ライブやパフォーマンスを一律禁止としています。私はこの点に疑問を投げかけ、管理者である市が道路管理者であるという立場を生かして、制限を緩和し、市民に一定枠の利用を認め、若者の行動を支援する取り組みを進めるよう主張しました。
福耳フクちゃんまっしぐら

この街とともに生まれ変わる・・・・・

まさみ
旧庁舎跡地活用事業の事業者が決定しました
2011年9月
2011年8月

2011年7月
2011年6月

2011年5月

2011年4月
政策
○○事務所
風薫り新緑映える季節
 
 平成24年度がスタートしました。新天地で心機一転仕事を始めた方々も多いと思います。依然厳しい経済環境が続いていますが、立川市も日頃の皆様の生活に直結する身近な問題を取り上げ、市民生活に潤いをもたらす取り組みを進めています。今年度の事業も決定しましたが、市民の皆様の最大の関心はやはり「防災」にあるようです。最近は「近助」という、共助よりも濃い言葉が生まれましたが、やはりそれだけご近所同志の繋がりが大切と皆が感じているのだと思います。先日も私の地元自治会の総会が行なわれましたが、何か地域のために働きたいと意欲を燃やしている方々が増えていると感じています。防災の意識の高まりとともに地域の輪が広がり、仲の良い地域づくりが進むようこれからも一生懸命働いて参ります。宜しくお願い申し上げます。
トピックス
議会報告(一般質問)
なりたて活動日誌
地方分権改革 について

福島

市内で相次いだ孤立死の問題について

福島正美ニュースレター2012年1月第19号をアップしました

立川市議会議員

平成24年第1回定例会開会
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平成24年度予算特別委員会報告


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