所属する環境建設委員会が開かれました。
3月の素案に引き続き交通、駐車場、自転車等の総合戦略をはじめ、下水道、ごみ処理等の各種行政計画が提出されました。併せて立川市景観計画の変更が報告されました。
立川市は多摩地域でもいち早く景観行政団体として登録され、風格を持った街の景観づくりに取り組み始めています。計画が施行後3年ということもあり、現在は主に高層建築物の外観や色彩を中心とした議論が主となっていますが、私は今回それらの項目も押さえながら、まちの景観に最も重要な「街路」(道路及び歩道)の景観に重点を置く必要性を訴えました。立川は歴史や文化の彩りが残る玉川上水や五日市街道等の緑は存在しますが、中心市街地を例にとっても歩道や街路の景観は今ひとつです。十分な歩道の広さと街路樹の組み合わせにより、もっとまちの品格を高める道路の景観整備が必要です。立川市はより良いまちの景観を形成しようと、市内7つの景観形成地区(都市軸沿道地区,中心市街地地区,新市街地地区,玉川上水地区,五日市街道地区,立川崖線地区,国分寺崖線地区)を設けています。この中に「街路事業」を組み込み、色や外観と合わせ、風格を持ったまちの景観づくりに注力すべきです。
また総合交通戦略について、交通不便地域に在住する高齢者等交通弱者の皆様の移動手段として、ワンボックスカーを活用したコミュニティタクシーの導入検討を薦めました。
それから旧庁舎周辺地域のまちづくりについて、立川病院の新築工事が始まりましたが、グランドデザイン計画の中でも重要拠点とされている、国に返還される予定の財務省グラウンド用地(たましんRISURUホール北側)を市が購入して、近い将来のまちづくりに活用するよう訴えました。
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