平成21年第3回の文教委員会が行われました。
・立川市図書館条例の一部を改正する条例が提出され、図書館への指定管理者制度の導入が採決されました。
・文科省「平成21年度全国学力・学習状況調査」結果の報告がありました。
・第16期の立川市図書館協議会答申が提出されました。
・平成20年度における児童・生徒の問題行動等の実態についての報告がありました。
平成20年度における児童・生徒の問題行動(暴力,不登校,いじめ)の発生状況についての報告では、特に不登校からの学校復帰率が、立川は非常に高く、先生方の現場で一生懸命手を差し伸べる努力と指導が実を結んでいるということがわかりました。また、いじめや暴力についても、起こったことで自らが申し出る生徒が増えてきているという成果報告もありました。何も起こらないことが良い学校なのではなく、いじめがあったことでいかに自発的に申し出て、子どもたち自身で解決を図れるのかが重要であるという議論がありました。
市民体育館への指定管理者制度の導入について、他市の導入状況についての報告がありました。柴崎体育館への指定管理者の公募に関わる選定審査会の専門委員2名の選出についての人選の基準について質問しました。市はまずスポーツ振興と安心・安全対策という2つの選定基準を決めた上で、人材機関を通じて依頼をかけ選出している、と回答しました。
図書館については、地区館の存在しない空白地域の不便さを解消する為の配置計画の見直しについて質問をしました。市は地区図書館の受け持つ地域(地区割り)の見直しや、既存公共施設への導入の検討等について回答をしました。
所管の質問では「フラッグフットボール」について質問をしました。運動能力のあるなしにかかわらず、子どもが皆対等に役割を持ち、誰もがヒーローになれるというこのスポーツの特徴を訴え、学校の体育授業での導入を提案しました。
立川市図書館条例の一部を改正する条例では賛成討論を行ないました。図書館協議会の答申を十分斟酌した上で要求水準書に盛り込み、民間事業者の収支にも十分配慮した提示額を条件として、懸念されているリスクや弊害を恐れず、市の強い意思と責任において先ずは実行すべきとの主張を致しました。
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