昨年4月に施行された障害者自立支援法が障害のある人たちを苦悩に陥れています。利用者負担の発生、施設への報酬減額、障害程度区分判定の基準の不適切さ等、利用者、保護者、施設経営者共現場の不安が高まり、制度自体の弊害が指摘されています。多くの障害者の団体・グループが立ち上がり、国に対して制度の見直しを迫る「障害者自立支援法の根本的見直しを求める東京大集会」が都内で開催されました。今回の集会には与野党の4人の国会議員が出席し、あらかじめ障害者団体からの要望を受けての私見と回答を述べました。私も地元で何人の方からもこの法律に対する不満の声を聞いています。今回参加をして、障害のある人たちが何に苦しみ、何を求めているかがはっきりとわかりました。
公明党も本年4月、自公与党で総額1,200億円の特別対策を実行しましたが、それでも根本的な問題が残っています。国の制度であり法改正は国会議員に委ねられますが実施主体は市町村であります。市の現状をきっちりと把握し、出来る限りの現場の声を反映させていきたいと思います。
|